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2025年6月26日

土地+建物+諸費用、いくらかかるか目安を解説!

家づくりを考えるとき、多くの方がまず悩むのが「全部でどのくらいお金がかかるの?」という点です。住宅の建築費だけでなく、土地の購入費やさまざまな手続きにかかる費用など、想像以上に多くの項目が関係してきます。

今回は、「土地+建物+諸費用」の総額について、具体的な数字にとらわれず、イメージしやすい形でご紹介していきます。これから家づくりを始める方にとって、予算の全体像を把握するための参考になれば幸いです。

  1. 1.家づくりには「3つの費用」がかかります

    家づくりに必要な費用は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
    ①土地の購入費
    ②建物の建築費
    ③諸費用
    (手続き・税金・その他の必要経費)
    この3つを合計したものが、家づくりの総予算になります。


  2. 2.土地の費用は立地で大きく変わります

    土地の価格は、エリアや駅からの距離、周辺環境などによって大きく異なります。市街地や駅に近い場所は比較的高額になりますし、郊外や地方に行けば価格が抑えられる傾向にあります。
    また、土地の形状や道路との接道状況などによっても費用が変わることがあるため、「土地選び=価格だけで判断しないこと」がとても大切です。


  3. 3.建物の費用は「どんな家を建てるか」で決まります

    建物の価格は、住宅の大きさ、間取り、設備のグレード、デザイン性などによって大きく変動します。たとえば、シンプルな仕様にすれば予算を抑えることができますし、素材や設備にこだわればそれに応じて費用も増えます。
    また、断熱性能や省エネ設備など、長期的なコストに影響する要素を重視する方も増えています。初期費用だけでなく、将来的な暮らしやすさや光熱費も考慮して選ぶのがポイントです。


  4. 4.忘れがちな「諸費用」も見逃せません

    土地と建物の費用ばかりに目がいきがちですが、それ以外にもさまざまな「諸費用」がかかってきます。たとえば以下のようなものがあります。
    •土地や建物の登記費用
    •住宅ローンの手続きに関する費用
    •火災保険や地震保険の加入費用
    •外構工事(駐車スペースや庭づくりなど)
    •家具・家電の新調や引っ越し費用
    •税金関係の支払い
    これらを合わせると、決して少なくない金額になります。家づくりをスムーズに進めるためにも、最初からこの「諸費用」もきちんと予算に組み込んでおくことが大切です。


  5. 5.家づくりの予算をイメージしやすくするために

    具体的な数字はご紹介しませんが、家づくりの全体像としては、土地・建物・諸費用を合わせた総額で考えるのが基本です。
    「建物本体の費用だけでなんとかなる」と考えてしまうと、予算オーバーになるリスクが高まります。家づくりでは、目に見えないコストも含めて、全体のバランスを見ることが重要です。


  6. 6.予算計画を成功させる3つのコツ

    家づくりの費用をうまくコントロールするためのコツを3つご紹介します。
    ① 早めに資金計画を立てましょう
    住宅ローンを活用する方が多いため、自分がどのくらい借りられて、月々どのくらい返済できるのかを早めに把握しておくことが大切です。
    ② 優先順位を決めておく
    「理想の家」を実現するには、全てを盛り込むのではなく、譲れない部分と妥協できる部分をはっきりさせておくことが鍵です。何にお金をかけるべきかを見極めましょう。
    ③ 総額で比較・検討する
    ハウスメーカーや工務店を比較するときには、建物の価格だけで判断せず、土地や諸費用も含めた総額での比較が大切です。

家づくりは人生の中でも大きな買い物のひとつです。だからこそ、「いくらかかるのか」という疑問に正しく向き合うことが、後悔のない家づくりへの第一歩です。
建物だけでなく、土地や諸費用も含めた総額での資金計画をしっかり立て、無理のない予算で理想の暮らしを叶えていきましょう。